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  • 2013.06.07 Friday
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「身体知」 内田樹・三砂ちづる



身体知-身体が教えてくれること



たまたま今日読んだ本に着物について書いてあった。



三砂 ・・・着物は着れば着るほどすごいと思いますねぇ。

内田 いいですね。
   「サラリーマンよ、着物を着なさい!」
   着物は正しい姿勢をとりやすいんです。
   襟の合わせが前にきて、隙間ができず、
   首筋が襟にぴたりと合えばいい。
   自分で身体をコントロールしようとしなくても、
   着物が正しい姿勢を教えてくれる。

三砂 気がついていない人でさえも気がつくようになります。
   かたちから入るのは重要ですね。
   私も毎日着物を着ることで、毎日違った発見があります。
   ・・・・・



三砂さんは仕事のときも着物だそうだ。
ちょっと前に、ブラジルに行ったときも着物だったらしい。
帯の間に大事なものを入れて便利だったとか。



内田 着物を着てると、
   洋服の場合よりも身体の使い方に意識的になりますね。

三砂 ・・・着物を着ていると意識のありようが違います。
   背中をすごく意識する。後ろのほうに意識がいくのです。
   洋服を着ていると後ろのほうに意識が全然いかない。
   だから着物を着ている時のほうが用心深いし、
   まわりをきちんと意識できている。・・・


内田 ・・・だから武道の稽古でもジャージ着てやっている人と
   道衣に袴をつけてやっている人では、
   袖やら裾やらがあって動きにくそうなはずなのに、
   着物を着ている人のほうが形が決まりやすいんです。

三砂 着るときに中心にまず合わせる。
   そして直線の布を身体に巻いていく。
   巻くというのも重要なのでしょう。

内田 着物の着付けは右回転ですね。
   北半球はなんでも右回転なんですよね。
   トイレの水も右回りだし、ワイングラスも飲む前に右回転させるでしょう。
   そのほうがワインが「ゆるんで」芳香が出やすいから。



着るもので身体の感受性までかわってくるのだなぁと思った。



内田さんの父親は家に帰ってきたら着物に着替えていたそうだが、
ある時期を境にして、着替えなくなったそうだ。
60年代の半ばくらいかなと。

三砂さんは、日本人が着物を着なくなったいちばんの理由は、
西洋下着を付けるようになったことだと思っているそうだ。



三砂さんは、着物の本はたくさん出ているが、
笹島寿美さんが書いた本が好きらしい。
腰紐と帯だけで着る着方。

ん、、、いそいで以前買った着付けの本をさがした。
笹島寿美さんの本だった。
着る時には紐を使うが、上の着物を着ると、下の紐を抜いていって、
最後は腰紐以外は抜く。
わたしにこの着方は無理だと思って、押入にしまっておいた。


三砂 ・・・着物の喜びは、着た時と脱いだ時の喜びだと。
   中心を考えてきれいに着ることができた時の喜びと、
   それをまた全部外していって身体だけにもどった時の喜びと二つある、
   とおっしゃる。いい本なんですよ。


着付け教室に行こうと思ってたのだが、
その前にこの着付けの本をよく読んでみようかな。











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